塗装工事の目的

建築に対する材料,工法が次々と新しく研究・開発されていく中において,塗装工事は,建設工事における総工事費用の予算比率が低い専門工事部門のlつであるが,その目的は非常に重要な役割を担っている。

特に塗装の基本的操作である「塗る」ということが,建築における現場での生産工程に適合するものとして,建築技術,工法の研究開発の推進,建築の計画設計の創造性の拡大,建築物の生産コストの低減,そして生産性の向上等に塗装工事の多様性がその効果を大きく発揮している。

塗装工事の目的はその塗料の品質とあいまって,建築物の美装と保護という大きな目的の達成のほかに最近では防水,断熱などの機能を被塗面に与える多機能性が求められるにいたっている。

塗料の定義を示すと,「塗料とは流動性(液体)をもち,物体の表面に塗り広げられ(塗装)て薄い膜となり,乾燥するとその面に固着し,その物体の保護,美装およびその他の性能をもった連続膜(固体)となるものをいう」ということができる。

物体の保護とは,防食,防汚,防湿,防水,耐油,耐薬品性などをいい,美装とは色彩,光沢,模様などを変化させる能力が物体を美化することである。

その他の性能として塗膜に種々の性質(耐熱,防火,防かび,など)や機能(温度指示,危険標示,標識)をもっ塗料をいう。このように塗料の目的は各種の塗料の開発によってますます複雑化しているである。

投稿日: 11月 4, 2017admin

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